バナナ革命

SKEヲタクが書きます。

松井珠理奈のAKB48兼任解除ってどうなんだと。

f:id:qbanana:20151022185400j:plain

 

松井珠理奈の重大発表ということでANNでAKB48兼任解除を申し出てSKE48兼任となりました。

headlines.yahoo.co.jp

 秋元氏には1年前から相談していたという。「私はSKEがすごく大好きで、今、本当にかわいい後輩もたくさん入ってきた。ちゃんと自分の背中を見せたいという思いがあった」。ともにグループの看板を背負ってきた松井玲奈(24)が8月に卒業したことも、専任への思いを強くした理由という。

 

ほいで、この兼任解除ってどうなんだと。出来るだけ陰謀論は抜きに考えてみた。

 

姉妹グループからAKB48への兼任は力がある(もしくは将来有望な)メンバーに良質なリソース・お仕事を集中させる制度で、メンバーにとってメリットが大きい。

メリットの1つは見てくれるヲタの数が倍以上になる。例えばSKE48からAKB48に兼任した場合、相手にするヲタの数がSKEヲタ+AKBヲタになるのでユニークユーザー数で言えば単純に倍くらいになるはず。見てくれた人の一定数はきっと釣れるだろうし名前と顔を覚えてもらえるはずで、目に触れる機会(人数)が増えるというのはめちゃくちゃメリットがある。

2つ目のメリットはお仕事の質と量が上がって経験を積みやすい。兼任先の公演に出るだけでも効果がありそうだけどAKB48の名の下にAKB48に関するイベントに出演出来る。例えばコンサートなどSKEでは1回しか開催されないとしても、AKBでは2回3回と出られるなど機会が増える。ドラマ「マジすか学園」にしても兼任していた古畑奈和出れるなど、姉妹グループ専任では得られ”にくい”チャンスにも恵まれる。

 


で。

兼任が解除されて何が増えて何が減るのか。

 

と考えると、AKB48としての活動時間が減り、SKE48としての活動時間が増える。
珠理奈クラスであれば顕著にAKB48のメンバーという体で許されていた美味しい仕事が減り、SKE48の雑多な活動が増えるとおもう。

SKE48の美味しい仕事はすでにもらっていたわけだから、AKB48としての仕事が減るのは珠理奈にとっていい話ではないと思われる。

だから珠理奈の兼任解除は、珠理奈にとってデメリットの方が大きいだろう。SKEにとってはもちろんプラス。SKE48の一部のメンバーにとっては仕事が減ることになるだろうが、珠理奈がいることで箱そのものの仕事が増える可能性が高い。他の無名メンバーでは仕事は回せないけど松井珠理奈さんなら…というメディアも少ないんじゃないかな、特に名古屋なら。珠理奈周りの注目度は高いのでそこもチャンスになる。なので各メンバーにとっては運と努力次第では十分プラスになりうるんじゃないだろうか。

 

このへんは「私欲を捨ててSKE48を救おうとしている珠理奈様!」的な美談で過剰にもり立てる必要はないけど、陰謀論的な根拠の無い深読みをするより勇気ある決断をした珠理奈を認めてもいいんじゃないかな。

 

長くなるから省くけど、AKB48に珠理奈がいないことが増えるのはAKBとSKE双方にマイナスだとおもうのでそこら辺どうなるのかな、と。

 

選任後に気になるのは2点あって、1点は兼任以降”なにをしているのかわからない珠理奈”のイメージをどこまで拭えるか。専任になっても結局どこでなにしてるのかわからないようだと不信感が増してむしろSKEヲタから反感を買うだろう。

あとは同じ熱量で活動してくれる仲間がいるか。キャリアが長い総選挙上位組はもう卒業後に目線が向いている感じがするので。6期以降くらいですかね、珠理奈レベルでアツくなってくれそうなのは。そう考えると近々組閣があるかもしれない。ラブ・クレッシェンドのようにチーム構成・ポジションも若返りを図ってくるかもしれない。


SKEはW松井ありきなのに珠理奈が兼任、玲奈が卒業という状態でよくわからん状況で、正直地元メディアも使いにくかったんじゃないかと。それが珠理奈が専任になりSKEの活動に出てくれるといろいろ良くなっていく気がしています。ということでこれが好転の兆しとなればいいなぁということで終わり。